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フルブレイド・イグニッション 1.星を継ぐ狗たち 感想



フルブレイド・イグニッション 1.星を継ぐ狗たち (オーバーラップ文庫) 文庫 – 2015/1/22
GIRA (著), Nardack (イラスト)

英雄の名を継ぐ兵士と、星に愛されし少女が紡ぐバトルアクション、開戦!

星の暦八九四年、オルデア共和国。万能資源《星屑(ステラ)粒子》を巡り、世界は再び戦争の火蓋を切った。
敵に襲われた少女ノルンは、最強の兵士《戦甲種(せんこうしゅ)》に救出される。
彼は自らを、英雄の名「ソルード」と名乗った。それは星に導かれし運命の出逢い――。
戦場で育ったが故に常識が欠如しているソルードに振り回されっぱなしノルンであったが、交流を通して徐々に打ち解けていく。
だが、再び襲い来る敵に窮地に追い込まれた時、ノルンはひた隠しにしていた世界を揺るがす禁断の力を解放する――!?
英雄の名を継ぐ兵士と、星に愛されし少女が紡ぐバトルアクション、ここに開戦!
第1回オーバーラップ文庫大賞《銀賞》受賞作。

おいっす、また、新人賞です。(もはや新人賞ブログだね)

こちらもまずは選評を。おそらくは原題『STAЯ[D]UST OCЁAN』なのでそちらの抜粋を。

総評 『STAЯ[D]UST OCЁAN』は王道のバトルとボーイミーツガールを読ませてくれました。

十文字青 『STAЯ[D]UST OCЁAN』は率直に言って、もっとできるはずだ、という感想を抱きました。文章を綴る能力は充分にある方だと感じます。一つ思いきったことに取り組んで、さらに読み手を楽しませてください。

弓弦イズル 「スターダスト・オーシャン」は、伸びしろを感じました。未熟ながらも意欲的な作品に仕上がっているので、担当編集のサポート次第でこの先大きく化けると思っています。



受賞作とどれほど変わっているのかはわかりませんが、内容としては確かに王道のバトルとボーイミーツガールでした。なんでもかんでも、『フルメタル・パニック!』だこれ!って言っちゃうのは古いラノベ読みの良くない癖では在るんですけど、戦場で育った人間と(力を秘めた)一般人の少女との心の交流とか、あと第3夜の《露見》のギャグの使い方とか絶対思い出すよね!? ※1

と、言いつつも決して二番煎じで終わること無く、戦闘自体の描写、敵まで含めたキャラクターの心情、味方のかっこよさ、ヒロインの能力の活かし方、などなど完成度高くできていました。あと映像として考えた時に迫力があって、バトルとしての空間の使い方などの良さもよく出ていたと思います。次巻以降を考えた時に、まだ主人公の成長の要素とか、ヒロインの能力のあれとか、短篇集とかのギャグへの振り切り方とかいくらでも生み出せるのも、非常にシリーズとして期待が持てるところです。

奈須フォロワーっぽい、というか妙にかっこいい(意味深)文章はややきつい人にはキツイかも。私は好きなんですけどね。王道としての面白さをしっかりと出せている作品であると思いますし、堅実にしっかりと続刊を出して行ってくれればなと思っております。というわけで 5/5 といったところでしょうか。

オーバーラップ文庫大賞、とりあえず2冊とも堅実な面白さです。

※1 無理やり類似点上げるともうちょっとあるけど、ほんとうにそういうのは良くない。あとまあ、Themeとしては去年の新人賞にも『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』や、『死線世界の追放者』など、存在するので別にいいと思うんですね。

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