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ゴールデンタイム5 ONRYOの夏 日本の夏 感想



ゴールデンタイム5 ONRYOの夏 日本の夏
竹宮 ゆゆこ (著), 駒都 えーじ (イラスト)
電撃文庫

いろいろあった末、香子との付き合いを選んだ万里。夏休み、二人はまったり自宅デートを満喫していた。二人の時はしっかり幸せ、だけど一人になった時に万里はふとからっぽ感を覚えてしまう。そんなある日、海に行く相談をしていた万里と香子、千波、二次元くんは、柳澤とリンダが二人きりでいる現場を目撃する。それぞれ穏やかならぬ気持ちを抱えたまま、柳澤もメンバーに入れた五人は海へと出発するが―?竹宮ゆゆこ&駒都えーじが贈る青春ラブコメ、第5弾。

ああ、とらドラ!の先はとうとうここまで来てしまったか(もうとらドラ!と比較することに意味があるのかもわからないけれど)という気分ですな。たまこまーけっとで、常に語られていた(だが正直メインストーリーには何の関係もなかった) Someone loves somebodyという言葉がここまで似合うラノベも珍しい。

前巻ラストで香子を選んだ万里に対し、つきつけられる現実は過酷だ。つまり、誰かが誰かを好きになる、それは友人ですら例外ではない。選ばなかった女性(リンダ)に対し、自分の近くの人間(柳澤)がアプローチをかけて行くということ。大学生という微妙な人間関係の閉塞性の中では当然のようにある事態である。彼はそれを受け入れなければならない。選ぶというのはそういうことだからだ。

選んでお終いだったとらドラ!との違いは本当に明白だ。櫛枝実乃梨も、川嶋亜美もきっと未来に恋をする。竜児以外に恋をするのだ。ましろ色シンフォニー(アニメ版)のように、滑り台に集まり一生独身宣言なんてファンタジーは竹宮ゆゆこ世界の中にはない。Someone loves somebody.

もちろんそれだけであれば、それは耐えるべき事態であるが故、問題を引き起こすことはない。だが、万里の中には記憶喪失の彼が居る。柳澤には岡千波という存在が居る。未だ選んでいない彼らが、選んでしまった彼彼女を許容出来るのか。それが出来ないからこそ、きっと恋なのだ。そもそも万里はもう、選んでしまったのか……?彼らの思いの行先を見届けたい。

☆5つ。

一言:俺(O)二次元くん(N)リンダ(R)柳澤(Y)岡(O)の夏とか考えたけど、香子が入らないのはちょっとなあ。Oをお嬢様にしてもいいけど……強引すぎですね。

ゴールデンタイム 1巻、2巻感想 
ゴールデンタイム〈3〉仮面舞踏会 感想
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