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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) 感想



俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11)
伏見 つかさ (著), かんざき ひろ (イラスト)
電撃文庫

「あの頃のあたし―お、お兄ちゃんっ子だったの」。引っ越し祝いパーティの場で交わされた“約束”を果たすため、田村家を訪れた俺と桐乃。話し合いは、やがてそれぞれの過去話になっていって…「仕方ないことなんかなぁ、この世に一個だってねーんだよ!」「学校に行ったら負けだと思っている」「その謎のペットボトルは…まさか…おまえ禁断の行為を…!」「『凄いお兄ちゃん』なんて、最初からいなかったんだよ」「そんなことで、お兄ちゃんを嫌いになるわけないじゃん」「だから。あたしは、あんたのことが嫌いになったんだよ」。兄妹冷戦の真相が、ついに明かされる。重要エピソード満載の第11弾。

俺妹のメタラブコメ性に関しては、私の所属する新月お茶の会の冊子、月猫通りの紹介を読んでいただきたい所ではあるのですが、

『月猫通り』2138号のお知らせ

さて。この巻は俺妹にとっての凄まじいターニングポイントとなる巻です。はがないでいうと7、8巻になるのかな? すなわち、メタラブコメによくある”実は”何々であったという構造、属性を後から付け足すことにより関係性を構成する事例が、この桐乃という存在に対して再度行われることにより、ヒロイン性をもう一度付与すると同時に、彼女の気持ちという今まで基本的に京介の視点からであったがゆえに、とことん不可視であった彼女の気持ちというものが語られていくわけです。まさにメタラブコメの終焉!

そしてメタラブコメたるこの書籍は、その終焉と同時に終わりを近づけていくわけです。次号完結。それはそうでしょう。桐乃という最強のヒロインが復活した以上は、他のヒロインなどは木っ端になってしまいます。それに対抗できるのは、過去を共有し現在の京介を形作った麻奈実しか存在せず、強者同士の戦いであるからこそ、一瞬で片がつくのは道理だからです。正に終焉の美学。終わりは潔くなければならないのです。

始祖が絶え、メタラブコメという歴史にも終焉が近づいているのでしょうね。はがないも、俺修羅も、はまちも、後を追うように終わっていきます。俺妹というのはやはりひとつの時代を作った作品なのでしょう。最終巻、楽しみにしてます。

☆4つ。

一言:でも黒猫が勝つって信じてるよ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈10〉 感想

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