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環境ホルモン―人心を「撹乱」した物質 (シリーズ・地球と人間の環境を考える) 感想



環境ホルモン―人心を「撹乱」した物質 (シリーズ・地球と人間の環境を考える)
西川 洋三 (著)
日本評論社

4月3日付、朝日新聞夕刊15面に「女性のホルモンで魚メス化」という見出しの記事が掲載されました。東京都環境科学研究所の和波一夫氏らが調査し、新たに分かったこととした紹介されています。実はこのことは、安井至先生のHPで2年半前に議論されています。本書も3章で十分にページを割いて書かれている内容です。イギリス・リー川ではどうだったか、多摩川のコイのメス化の原因などの詳細をご覧になりたい方は、本書の一読をお勧めいたします。

最近はテスト続きで死にそうになって、もうすぐコミケが近づいてやっぱり出す本を考えるせいで死にそうです。どうも、2日目でニセコイ本出す予定なのでよろしくお願いいたします。

さて、環境ホルモン、環境ホルモンと一時期ひどく騒がれていたのを覚えてらっしゃる方は、そこそこに多いのではないでしょうか。まあ、マスゴミさんの騒ぐことにろくなことはないというのは今となってはよくわかっていることですが、当時としては大分適当に信じていたものです。この本はその、環境ホルモン、特にビスフェノールAの女性ホルモン様作用において疑問を提示し、適切なデータを元にそれを否定しています。いやあ、やっぱりマスゴミ怖いね。彼らが動くと本当に白が黒になる。

ただ、かと言ってこの本の内容は(主説を強化するためには当然なのですが)作為的なものもあり、完全に全部納得するのもどうかなーとは思います。まず、環境ホルモンという言葉を否定するのは正しいと思うのですが、それらの物質が完全に無害か、という結論はかなり難しいものです。疫学的研究はかなり難易度が高く、安全性となると更に難しい。ダイオキシンとかも種によって毒性が決まって、人間はどっちかというと安全だとか書いてありましたが、その辺もまだ結論出てないとこのはずですしね。(受容体の構造だろうと思われてたが、構造が同じでも感受性違う種とかも出てきましたし)
マスゴミを否定する本を完全にうのみにするのも、よくないですね。世の中なかなか大変。

☆3つ。

一言;借りた本だからいいんだけど1680円は高いよ、これ。

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