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行人 感想



行人
夏目 漱石 (著)
新潮文庫

学問だけを生きがいとしている一郎は、妻に理解されないばかりでなく両親や親族からも敬遠されている。孤独に苦しみながらも、我を棄てることができない彼は、妻を愛しながらも、妻を信じることができず、弟・二郎に対する妻の愛情を疑い、弟に自分の妻とひと晩よそで泊まってくれとまで頼む…。「他の心」をつかめなくなった人間の寂寞とした姿を追究して『こころ』につながる作品

このあらすじちょっとどうかなあ、と正直思います。夏目漱石、著、行人。行き交う人々、人と人との縁故を丁寧に描いた良著ではありました。新聞連載だったこともあり、各章非常に細かく分かれている分、すこしずつでも読みやすく作ってありますし、明治時代のものにしてはとっつきやすい作品ではないでしょうか。(もちろん、漱石は読みやすさにある程度定評はあるのですが)

ただ、この作品前半と後半でテンション変わりすぎなのですよね。男女の機微を掴みながらもATフィールド貼りまくってる結果としてやっぱり理解できないや、でもそういうのもしょうがないよね。融合してたとしても傍から見たらわかんないよね、っていう前半のテーマは割と理解できるのですが、後半以降の長男の苦悩はやや理解し難いですね。もちろん、明治の人間の価値観などを平成の我々がマルっと理解できるなんてのは見当違いも甚だしいですが、なんというか考えすぎ、の一言に尽きると思うのです。鈍感さというか諦めの感情が希薄というか。そりゃあこれでは、世の中は行きづらいだろうなあ、と思ってしまうのでした。

☆3つ。

一言:兄嫁のNTR展開くらいは期待した。

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