FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

悲鳴伝 感想



悲鳴伝
西尾 維新 (著)
講談社ノベルス

西尾維新史上、最長巨編――西尾維新がはなつ、新たなる英雄譚。地球の悲鳴が聞こえるか。

彼の名は空々空。どこにでもいない十三歳の少年。風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。ひどく壮大で、余轍もなく荒唐無稽で、しかし意外とよく聞く物語は、そんな終わりを合図に幕を開ける。人類を救うために巨悪に立ち向かう英雄は、果たして死ぬまで戦うことができるのか!?―。

いやあ久々の感想ですね。7月はやはりテストが近かったせいで実生活てんてこ舞いって感じで何も出来ませんでした。ホンも読んでいたけれども感想が溜まってばっかりって感じで、こういうゆとりのない生活はいやですね。

さて、西尾維新さんの悲鳴伝です。最長巨編というと少し語弊があるんじゃないかと思いつつ。(戯言の最終巻は、上中下だから多分ソッチのほうが長いです)だがしかし、そのラストシーンの美しさが完璧です。こんな綺麗な(心情的に綺麗な、というよりは浮かんでくる情景のほうなのですが)終わり方は西尾作品一のレベルじゃないでしょうか。夜中に読みながら叫びましたとも。もちろん、空々空くんがどんな気持ちで、あんな行動をとったのかはわかりません。そこにはやはり、ヒトたるものかくあるべしという彼の規範の元に動いた結果でしか無いのかもしれません。ですが、ロボットの行動にヒトの心を見るように、私たちがその光景を見て美しいと思うのは構わないと思うのです。きっと、最後に彼は心動かされたのだ……とね。

西尾作品共通テーマ、壊れた人間が壊れたまま、精一杯幸せになるということ、今作でもきっちり味あわせていただきました。この作品はこれで完結、がきっといいと思うのですが、皆さんいかがですか?

☆5つ。

Comment

コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する

Track Back

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。