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現代語訳 舞姫 感想



現代語訳 舞姫
森 鴎外 (著), 山崎 一穎 (監修), 井上 靖 (翻訳)
ちくま文庫

今では「古典」となりつつある鴎外の名高い短篇小説『舞姫』を井上靖の名訳で味わう。訳文のほか、原文・脚注・解説を付して若い読者でも無理なく読める工夫を凝らした。また資料篇として、ベルリン留学時代の鴎外や「舞姫」エリスの謎についてなど、作品の背景を探る代表的文献を紹介。読みごたえのある名作をさらに深く味わえる一冊。

まあ語る必要もないまでの有名作、森鴎外の『舞姫』の現代語訳です。(といったら、サークルの方から、あれはもともと現代語ではないのか、というツッコミが入りました。難しいところですが、口語訳という方が正しいかもしれませんね)元の文章も収録されていましたので、読み比べてみましたが元々の綺麗な語り口の味をよく生かしていると思います。さすがは井上靖さんですね。

それはそれとして。舞姫は初めて読んだのですが、なんだこのクズ主人公。いや、これは駄目だろう。主人公はそYESマン思考を恐れられ、足を引っ張られた結果として、少しの恋愛でエリートの道を踏み外す。うん。それは構わん。そういうこともあるだろうよ。その後、エリスと手を取り合って、もう一度頑張ってサクセスを目指すもよし、二人だけで幸せになるのもよし。そういう道が正しいものなのじゃないのか。それが何だ。孕ませて、そのまま友人の出世の誘いに乗っちゃって、発狂させて帰国しました? 今日日、陵辱エロゲでもそんなおそろしいことやらないぞ。

個人的にそれでどう思ってるんだよ、みんな?と調べてみたら

なぜブンガクは死に、ライトノベルに負けたのか/ポップカルチャーが価値観の再構築を担う

こういうサイトに出会って至極納得しました。そうか、既存の価値観の破壊なのか。にしてもなあ? 之を諸手を挙げて文学として持ち上げるのがいいこととは、思えないのですが。意味はあるんでしょうけど。

☆3つ。

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