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面白い、ってなんなんだ。 ~バカとテストと召喚獣10.5 感想~



バカとテストと召喚獣10.5
井上 堅二 (著), 葉賀 ユイ (イラスト)
ファミ通文庫

25歳の明久? 大人になったみんなの姿とは!?

進路希望調査に記入する内容を迷う明久・雄二・ムッツの三人に学園長が提案したのは、召喚者の未来をシミュレートする新たな実験――「間に合ってます」「なんだいその反応!?」(正しい教師とのやり)。
とはいえ興味をそそられたFクラス面々は早速試してみるのだが……。『僕と未来と召喚獣』ほか、明久と雄二を襲った衝撃の人格入れ替わり事件の顛末『僕と雄二と危ない黒魔術』を含む全4本でお贈りする青春エクスプロージョンショートストーリー第4弾!

『バカとテストと召喚獣』10.5巻 相変わらず大いに笑い、大いに楽しませてもらった。では、面白いというのはどういうことだろうか。笑えるというのはどういうことか。先日も友人に聞かれてなかなか答えのでなかった結論である。

確か、私はこう答えた。「受け手がその場面から予測するもの、当然の論理の帰結から少し外れることである。」と。「予測の範囲内であってはいけない。しかし、予測から大きく外れても行けないのだ」

前者が面白くないのはわかりやすいとは思うが、後者はどういうことか。まあ簡単に言うとあまりに突拍子もない展開では読者が着いていけなくなるということである。ん、でも待て待て。わかっていたって面白いこともあるだろう?って。それはきっとその世界の法則そのものが僕らの常識からほんの少しずれているからだと思うんだね。
こうして考えてみると、世代によって面白いものが変わるのは至極当然のように思える。予測の範囲も常識の範囲も世代、どころか嗜好が違えば簡単に変わってしまうからだ。以上を踏まえた上でバカテスというサンプルに対して適用してみよう。

10.5巻収録「僕と未来と召喚獣」内において、シミュレートされた未来の美波の胸が膨らんでいて、皆驚愕するが実際はパッドであったというオチ。これは、美波という貧乳キャラクターが、未来になって胸が膨らむという予想の外され方、そしてそれを納得した上で、実はパッドだったという二重の外し。分かっていただけただろうか。※1

と、まあ長々語ったところで実際に何が笑いを生み、何が面白いか、なんてのはなかなか難しい問題で、こんな簡単な理論だけで説明がつくとも思わないし、たとえわかっていても面白いものを生み出せるというわけでもない辺り、ぐぬぬ、って感じですな。いい本ありませんか?※2

☆4つ。

一言:ホモに受けそうなってのは最高に笑えますね。ていうかガチアンケートな辺りももう最高です。

※1 要はオチを外しとして捉えているだけである。

※2 補足事項として井上堅二さんのギャグは非常に視覚的であるというのもあって、そのあたりも笑いには寄与しているのではないかと考えている。そのあたりはアニメのシリーズ構成までやるようになった彼の本領発揮といったところか。あ、プリズマ☆イリヤ面白かったです。
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