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高津カリノの描く家族 ~WORKING!! 11巻感想~



WORKING!!(11)
高津 カリノ (著)
ヤングガンガンコミックス

北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。迷いに迷って辿り着いた先に、きっと待ってるいつもの日々……。だけどそれがゴールなのかは別の話。きらきらファミレスバイト4コマ、ギラギラ続くよ第11巻!!

最近、書評のタイトルが胡散臭いって言われました、きっとそのとおりかもしれませんが、まあしばらくはこのスタイルで。

高津カリノの描く作品における家族の立ち位置は大体においてろくでもない。『WORKING!!』主人公の家族なんていい方で、伊波さんの父親は娘の男性恐怖症の原因だし、山田母はコミュニケーション不全である。他作品でも同様で、『サーバント×サービス』ではルーシーの親は娘の名前を寿限無にするし、さやちゃんの父母は娘を騙して、大学院をやめさせるという、もうとんでもない。これらはエロゲにおいて、往々にして現れる都合の良さを演出するためのネグレクト的描写とは対比的な、積極的な介入の結果としての、いわゆるありがた迷惑というやつである。無論、それだって迷惑には違いないのだが。

だがろくでもないからこそ、そこからの再結成をドラマとして描くことができる。『ブタイウラ』は、家族となる物語であった。『WORKING!!』では今巻で山田は擬似家族ではなく、真の家族へと戻る一歩を踏み出すことができた。小鳥遊一家は少しずつ、主人公依存の体質から抜け出していく。長女はよりを戻し、三女は飲み仲間を得て。きっと『サーバント×サービス』でも、再生されるのだろう。※1 類型的なものではあるが、やはりこういうのはいいものだ。みんな、『家族計画』とか『CLANNAD』とかやりましょう。

さて、それはそれとして表紙裏マンガで相馬の嫁がどうもやはり猫組の鈴木っぽいことが確定したわけだが……ここが再生されることはあるのだろうか。正直それが一番疑問である。(あ、WORKING!!猫組は作者サイトで読めますぞ)

☆4つ

一言:相馬過去を途中まで本当だと思ってビビりました。


※1 といっても実はサーバントサービスはほとんど家族が崩壊してないというのも事実である。ルーシーのところも本人曰く、すごくいい人たちといっているからさほど? ほかはそもそも家族が見えず、本当にさやちゃんくらいなのか。一層、さやちゃんの不憫さが増すのである。
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